JNC石油化学は、1963年にポリプロピレンとポリ塩化ビニールの製造開始を皮切りに、日本の有機化学産業の最先端を歩み、
業界のリーディングカンパニーとして事業を発展させてまいりました。
現在では、ポリプロピレンや高密度ポリエチレン、オキソアルコールを中心とした多様な誘導体を製造しています。
歴史ある製品から最新の電子材料に至るまで、市場のニーズにマッチする製品の供給を目指します。
ポリプロピレン、ポリエチレン、オキソアルコールなどの有機化学品や合成樹脂関連製品を製造しています。
これらの製品は、家電製品や住宅関連資材、自動車部材、医療品用途など多様な場面で使用され、快適な生活や幅広い産業を支えています。
また、近年はJNCグループ全体でカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを推進しており、2050年には「GHG排出量(※)ネットゼロ」を目標に、さまざまな活動にも注力しています。
※GHG排出量:二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの排出量のことです。
石油精製の複合ガス中のプロピレンを重合して造られる、プラスチックです。比較的に安価で軽量であり、加工も容易なことから自動車部品や家庭電化製品、食品包装フィルム、玩具、雑貨など幅広い用途で使用されます。近年では、環境問題から他素材よりもリサイクル性に優れ、リユース可能な特徴も注目されています。
「高密度ポリエチレン」と呼ばれる、密度(比重)が0.94以上のポリエチレンを製造しています。エチレンを触媒を使って4メガパスカル以下の低い圧力で重合して製造されます。レジ袋や工業薬品、洗剤などの容器、ブルーシートや化学繊維・不織布など幅広い使用用途があり、私たちの生活を支えています。
オキソアルコールは、可塑剤をはじめ塗料・接着剤の合成樹脂の製造に使用されるなど、用途は多岐にわたります。また、溶剤は自動車用塗料や建材用塗料に用いられ、暮らしのさまざまなシーンに鮮やかな彩りを創り出しています。
バンパーやフロントパネルなどにポリプロピレンが使用されてます。
ポリプロピレンは容器、パンなどの包装フィルムなど、日常製品に広く使用されてます。
CS-12はエマルジョン塗料及び接着剤の造膜助剤として優れた性能を発揮します。CS-16は壁紙やフローリングなどのペースト塩化ピルニ製品の原料となる可塑剤として使用されています。