JNC石油化学は、ポリプロピレンやポリエチレン、オキソアルコールなど、石油から精製される製品を生産する化学プラント工場の運営会社です。
1962年の設立から約60年。
わたしたちの生活に欠かせないプラスチックや合成繊維から、最新の電子材料まで、人々の暮らしや産業、
そして日本の経済を支える製品の供給を続けています。
JNC石油化学が製造しているものは、プラスチック製品や塗料・溶剤などに使われる原料です。
具体的には、プロピレンを重合した「ポリプロピレン」、エチレンを重合した「高密度ポリエチレン」、オキソガスを使用して精製される「オキソアルコール」という原料を製造しています。
ポリプロピレンやポリエチレンは、石油から精製されるガスを原料に製造されるものです。これらの原料を化学プラントの各種設備で重合し、ペレット状のプラスチック小粒(プラスチックレジンペレット)を製造するのが、わたしたちの仕事です。
生成されたポリプロピレンは、自動車部品、家庭電化製品、食品包装フィルム、玩具、雑貨などに、またポリエチレンは、レジ袋、工業薬品、洗剤などの容器、ブルーシートや化学繊維・不織布などのメーカーに提供され、わたしたちの暮らしを支える商品に加工されます。
また、オキソアルコールも石油から精製される製品です。自動車用塗料や建材用塗料、接着剤の合成樹脂の製造などに用いられ、暮らしのさまざまなシーンに鮮やかな彩りを創り出しています。
当社が製造する原料は、家電製品や住宅関連資材、自動車部材、医療品用途など、わたしたちの生活に欠かせないものに活用されています。
JNCグループが製造した原料が、どのような場面で使われているのかを紹介します。
当社をはじめJNCグループでは、社会の持続的な発展に貢献し、人々が安心して暮らせる“未来”を創り出すために、環境への化学物質・廃棄物等の排出量削減や省エネルギーに積極的に取り組んでいます。
具体的には、CO2排出を最小化する産業間連携エネルギーマネジメントシステムの導入、CO2の回収と有効活用、既存プロセスで生成される副生ガスを産業間連携で活用することによるCO2排出量の削減に、JNCグループ全体で取り組んでいます。
地球のために、未来のために。カーボンニュートラルの実現に向けて、取り組んでまいります。